大人向け(というか大人が読んでも面白いような)絵本をフェアみたいな形で売りたいんだけど、ネットで何か調べてくれない?
と、言われました。バイト先。

で、調べて行きました。
トーハン*1さんにも、聞いたみたいです。社員さん。
で、結局最終的には、出版社さんに頼もう、という結論に至ったのですが。

色々社員さんと絵本談義、と言うか、絵本について語ってました。

私が子供のころ大好きだったのは、福音館書店から出ている、こども傑作選?かなにかの「きょだいな きょだいな」っていう絵本で、もう内容がいかにも子供が好きなのなんですよね。
あれを好きだった自分が好きです(笑)
あと、大きくなってから読んで、好きなのが「こんとあき」。
こんはぬいぐるみなのに、めさめさお兄さんなんですよ。
あのやさしさと、絵の可愛さが好きなんです。

それを、社員さんに熱く語ってしまって、でも賛同?を得たので嬉しくなりつつ、絵本売り場の前で、昔読んだ絵本を見つけて、ふと思ったこと。

絵本の思い出って、どれだけ自分が子供の頃大事にされていたのか、って言うことに繋がるのかなって。
それって、とっても安直ですけどね。

絵本のことを思う時、優しい気持ちになるのは、そんなだからなのかなって。

社員さんは、たくさん絵本を読んで育ったみたいで、私はさっぱり話してくれた絵本が分かりませんでした・・・。もし知っていたら、話が盛り上がるのになぁ・・・なんて。

本を読むと世界が広がりますけど、同じ本を読んだ人と話をすることで、また世界って広がりますよね。
それが本のいいところ。つまり、共通の話題があるというか。

本屋でバイトして良かったなぁって思うところは、そこですね。
他の友達じゃあ知らないようなことを、バイト先の人は知っていることが多いし、自分が知らないことも知ってる。
ま、おたくな人もいるんでしょうけど、でも自分も十分おたく発言が出来るというか。

私は読書が趣味、と履歴書に書いてるんですけど、大して本を読みません。最近読んだのは「海峡を渡るバイオリン」と「見仏記1.2.3」だし。その前は司馬遼太郎の「太閤記上・下」だった気がする。ってくらい本読みません。(ほぼ、クサナギさん関連)
後は、漫画。でも、それも昔に比べると読まなくなりました。
今は「のだめカンタービレ」とハンターぐらいしか読んでないし。

でも、中学生の時は漫画とかティーンズ小説とか結構はまってたんですよね。僕の地球を守ってとかを、1巻から集めてみたり、めぞん一刻を買ったり・・・。フォーチュンクエストがお気に入りだったり。声優の名前まで知ってたなぁ・・・(遠い目)

でも、すっかり卒業しちゃってたんですよね。
漫画雑誌も買わなくなったし。
読めば楽しいけど、無くても平気な存在なんですよね。
で、今はクサナギさんにシフトしちゃったし。

でも、やっぱりなんだかんだで好きなのかもしれないです。漫画。
だから、本屋でバイトをしたのは間違ってなかったなぁ・・・なんて。

あぁ、躊躇してないで、就職活動、本屋にすればよかったなあ。
今となってはもう、遅いんだけど・・・。

*1:取次ぎさん。トーハンの他に日販とか大阪屋とかあるらしい。